動脈硬化症

動脈硬化症は動脈が硬く、もろくなる状態で、病変が進行すると動脈内腔の狭窄や閉塞が
起こって来ます。
動脈硬化を生ずる第一の原因は加令によりますが、
高血圧、糖尿病や、高脂血症がある場合には動脈硬化の進行は更に加速されます。
動脈硬化が進行した状態ではついには心筋梗塞や脳梗塞が発症します。
この2つの病気による死亡は日本人の死亡原因の31.0%を占め、
がんによる死亡の28.5%を上回って我が国での死亡原因のトップを占めています。
動脈硬化の進行を抑制するためには高血圧、糖尿病や高脂血症の治療が必要です。
またその治療により心筋梗塞や脳梗塞による死亡の減少が、
欧米諸国での大規模な疫学調査により確かめられています。
肥満を防ぎバランスのよい食事をとり、
よく歩くことなどが動脈硬化の進行を予防します。

心筋自体を養う血管が冠状動脈ですここに動脈硬化が起こると冠状動脈硬化症といいます
細くなると狭心症を、つまると心筋梗塞を起こします
下は冠状動脈造影で撮影した写真です
正常右冠状動脈 90%の狭窄があります 正常左冠状動脈    前下降枝に
90%の狭窄があります
左心室です
ここから全身に血液が
送られます