肺癌について


最近日々の診療のなかで上記大腸癌とともに肺癌が増加してきたというのが実感です
原因としてはタバコ、排気ガス、その他大気中の有害汚染物質の蓄積等色々考えられ
ますが決定的なものは未だ見つかっていません
肺癌学会の資料によりますとその初発症状として
1) 咳(49.3%) 2) 血痰(19%) 3 胸痛(15.8%) 4) 呼吸困難(6.3%) 5) やせる
 (5.8%) 6) 発熱(9.8%) 7) 声がかれる(4%) 8) 無症状(17.5%)となっています
事実、売薬を飲んでいたが,中々咳が止まらずお見えになった方や喘息と思っていた
方 また心臓の大きさをみるため撮影した胸部X線写真にたまたま写っていた方
また肋間神経痛と思われて数ヶ月我慢していた挙句来院された方などがいらっしゃい
ます.印象としては意外にも血痰が初発症状という方は少ない様です
癌治療の原則はあくまでも早期発見、早期治療です
咳が長引いているからと思って漫然と咳止め薬を続けたり、診察を受けるのは邪魔
くさいなどの理由で大切な時間を無駄にせず、少しでも上記の症状が続けば
成るべく早くおいでください。
胸部レントゲン検査を行い、疑わしい場合はすぐに上位医療機関に
ご紹介できる様、連携システムが出来ています
肺癌はその組織型から 1)扁平上皮癌、2)腺癌、3)大細胞癌、4)小細胞癌
に分類でき、それぞれに違いはありますが、
多くの癌の中でも悪性度の高い癌です
それだけになるべく早く発見しようと我々は神経を使いながら日々の診療を
行っています。そこで患者さんにも
ご協力いただいて医師とともに早期発見、早期治療が行えるように努力しましょう
又年に一度位は何かの機会に胸部レントゲン検査を受けましょう




胸部レントゲン写真です。ご覧になった事も有るでしょう。
この1枚の写真から出来るだけ多くの
情報を得ようと目を皿のようにして
見つめます
肺、心臓、大血管、骨等を詳細にしらべます
この1枚の写真が胸部疾患を
診断するための
突破口となるからです